担保物権の中で最重要なのが「抵当権」。
宅建試験では、
- 成立要件
- 効力の範囲
- 優先順位
- 他の担保物権との違い
が頻出です。
ここは確実に押さえましょう。
目次
抵当権とは?
抵当権とは、
債務の担保として不動産を提供し、弁済がない場合に競売して優先弁済を受ける権利
ポイントは、
👉 占有を移さない
という点です。
所有者は引き続き使用できます。
イメージしやすいシチュエーション
Aさんが銀行から3,000万円借入。
自宅に抵当権を設定。
返済できなくなった。
👉 銀行は競売して優先弁済を受ける。
これが抵当権。
成立要件【超重要】
① 当事者の合意
② 登記
この2つ。
特に
👉 登記が対抗要件
ここは頻出です。
抵当権の効力
✔ 目的物の競売
✔ 優先弁済
✔ 付加一体物にも及ぶ場合あり
建物に設定した場合、
その従物にも及ぶことがあります。
他の担保物権との違い
留置権との比較
| 項目 | 抵当権 | 留置権 |
|---|---|---|
| 占有 | 不要 | 必要 |
| 競売 | 可能 | 不可 |
| 登記 | 必要 | 不要 |
先取特権との比較
| 項目 | 抵当権 | 先取特権 |
|---|---|---|
| 成立 | 合意+登記 | 法律上当然 |
| 優先弁済 | 可能 | 可能 |
| 契約必要 | 必要 | 不要 |
よくあるひっかけ問題
❌ 抵当権は占有が必要
→ 誤り
❌ 登記がなくても第三者に対抗可
→ 誤り
❌ 抵当権は動産にも自由に設定可
→ 原則不動産が中心
❌ 返済後も自動で消えない
→ 原則抹消登記が必要
宅建試験で狙われるポイント
✔ 登記の有無
✔ 優先順位(登記順)
✔ 付加一体物
✔ 抵当権の効力範囲
数字問題よりも「性質理解」が重要です。
抵当権に関連する用語一覧
まとめ|宅建受験生が押さえるべきこと
抵当権とは、
👉 不動産担保権
宅建対策としては、
✔ 合意+登記
✔ 占有不要
✔ 競売可能
✔ 他担保物権との区別
ここを押さえれば担保物権は安定します。
